ケアンズのあるクィーンズランド州は不参加だけど、ニューサウスウェールズ州(シドニーなど)ビクトリア州(メルボルンなど)、タスマニア州(ホバートなど)、サウスオーストラリア州(アデレードなど)が今年も10月3日から一斉にサマータイム入り。平常時の時差にプラス1時間時差が大きくなる。
逆に低緯度地域にあり、それほど夏冬で日照時間が変わらないクィーンズランド州(ケアンズ、ブリスベンなど)やノーザンテリトリー(ダーウィンやエアーズロック)、ウエスタンオーストラリア州は不参加。ウエスタンオーストラリア州は南北に非常に長く、中心部は南部なのでメリットが大きそうだけど昔から不参加。
ケアンズがあるクィーンズランド州最北部では、「ここは常夏トロピカル地方だからそんな制度いらないんだよ」と何故か少し勝ち誇ったような雰囲気がある。
クィーンズランド州の中心部であるブリスベンやゴールドコーストではサマータイム制に賛成が多いけど、「サマータイムを導入したいなら南部クィーンズランド州だけでどうぞ(北部は離脱します)」「(独立します)」的な主張にまで発展した。ケアンズ、そのライバルタウンズビル、そして内陸部の雄マウントアイザで新しい州を作ると。新しい州都はクロンカリーに置く、というクロンカリーに行った事がある人なら腹を抱えて笑うような意見が飛び交っている(議会で)。まぁ半分以上冗談だろうが。