ツアーガイドは心肺蘇生法講習を毎年受けて合格しなければならない。もう20年以上にわたって毎年同じことをやらされており私はこの制度はおかしいと思っている。心肺蘇生法のような実技はスキーや自転車の技能と同じで一度体が覚えれば簡単に忘れるようなものではないし、100歩譲っても認知機能に何も問題がない世代の人間が毎年更新しなければならないような難解技能ではない。
またコスト面だ。ツアー会社経営者が一日仕事を休み、往復3時間大型車を運転してケアンズ中心部へ向かい、1リットル350円の軽油を20リットル使い(それだけで約7000円)あとは駐車料金を払い、講習料を払い帰宅するコストといえば1日で十万円はする。これを引退までの三十何年間か続けたら累計費用で新車が買えるだろう。更新を義務とするならば少なくともアサートンやマリーバなど全国の「市」レベル自治体で開催してほしい。

いつも他の受講者は女の子ばかり。というのもこれが義務付けられているのは保育士、介護士、教師、インストラクター、フライトアテンダントなどだから。なぜ事故が多い農家や漁師は含まれていない?
さてなぜ多くの人に接する飲食業や小売業が含まれていないのか?そんなに大切なことなら運転免許証を持つ全ての国民に義務付けたらどうだ?