これまで自宅ジョンストンベンドでは軒下のパティオとその後ろの花壇とを仕切る木製のフェンスがあった。それ自体はカントリーぽくて可愛くもあったのだけど、マランダの気候ではそれらには自然と苔やらカビやらハチの巣やら色々なものがくっついてきてそれとの戦いの歴史だった。
定期的に手すりを小ぼうきではいて、シーズンごとくらいに洗剤で拭いて、そして2年ごとにブラシでゴシゴシ磨いたりペンキを塗り直したりしてきたけど年齢とともにその気力を失い、思い切って撤去した。
フェンスの撤去によって当然軒下スペースは広くなり、内側からの見晴らしは良くなったと思われる。そもそもオーストラリア有数の探鳥エリアであるアサートン高原にこれだけ草花を有する庭があったら、そりゃあ動物も野鳥もいるだろうなあという背景。ネイティブの植物ならあればあるほどいいというのはよくある誤解で、野鳥ガイドの経験から鳥がちょうど過ごしやすくかつ人間から見やすいように匙加減を調整している。
この過程で、この赤い柱に使われているのは現代では簡単には手に入らない優れた木材と判明。職人さんは買って持ってきた新しいパイン系の柱を放り投げてこの柱を延長して使い続けることになった。昔の材木と現在の材木ではその密さが違う(悪くなってきている)とよく写真などで見るけど、実際に自宅でそれを目の当たりにするとは思わなかった。ジョンストンベンドの前半生は不明ながら基本部分の着工は1978年である。