欧米のツアー会社からの依頼で、チャーター機でアサートン入りする野鳥ツアー一行をピックアップしアサートンで過ごした後はヨーク半島南部のマスグレーブまでハイエースを持っていって現地での輸送を担当する、というのがあった。今年何度も(6回くらい?)ランクルで行ったり来たりしていたので、該当箇所の道路は現状悪くないことは把握していたけど、それでもハイエースで南部とはいえヨーク半島まで行くなんて前代未聞?と長い間逡巡していた。結論としてハイエースに2本のスペアタイヤを持たせ、さらに衛星携帯電話やマックストラックスを追加することで対応することにした。
AAK Nature Watchのハイエースはオーストラリアでは珍しいオフロードタイヤに交換されており純正とはレシオが異なる。スペアタイヤ2本もそれに合わせてちゃんと計算してほぼ同じサイズのタイヤとホイールを2セット入手。辺境に行く時だけ2本積むようにすればいい。
なお元々積まれていたスペアタイヤは10年前のもののようなので、躊躇なく廃棄。
ちなみにハイエースには写真のようにジャンプスターターやコンプレッサー、そして結構な工具や牽引ロープも搭載しているけどこれはAAK Nature Watchの全4車両に言えることで、つまり私はジャンプスタータやコンプレッサーを自宅を含めて5セット以上持っていることになる。ケアンズで10年あまり色々なツアー・バス会社で働いたけど、みんなJAF任せで何一つ積んでいなかったから恐ろしいことだ。
自分だけが運転する車ではないので、色々な引き継ぎ事項を残している。
もちろんJAFにも入っている。一番上のプランに。クィーンズランド州ではRACQというけど、その上位プランでは加入者がどの車を運転している時にヘルプが必要になっても救援の対象になるので色々な車に乗り移る人にはおすすめ。