ジョンストンベンド第2棟を森の傍に用意するにあたって、一番大変だったのは下水周りの設置。25m級に成長していた7−8本の木を切り倒して撤去し、平坦にし、そこに浄化槽を埋めるところまででもう110万円。次は上水と電気、ガス。上水は楽をしようと思えばできる分野で、単に母屋から延々と地上をパイプを繋いで新家屋まで持っていけばいいのだけど、見た目の美しさや切断などのアクシデントを避けるべく地中を通すことにした。電気も同様で、母屋から延長コードを繋いで繋いでくっつけるというみっともない方法もなかったわけではないけど、上水とともに地下を通すことにした。これらの地下配管工事やエアコン、給湯器、天井のライトなどの設置まで含めてまた140万円が飛んでいった。
ただ第二棟が完成に近づく以外にも効能はあって、例えばこれまで延長コードでかろうじて電気が通っていた4ポートガレージにまともな電気が到達した。これでセキュリティカメラやEVの充電もできる。電動工具も安心して動く。
さらに地下の配管は伸び、川を見下ろす土手の上にあったポンプ小屋にも(延長コードではない)まともなコンセントが忽然と出現した。これは結構大きく、ここを拠点に40mの範囲でキャラバンやドゥンガに15Aの電気を送ったりもできる。ジョンストンベンドは今年設置した13kwの巨大ソーラーパネルにより電気代は基本的に無料です。
この川の水を汲み上げるポンプは芝生に水をあげたりなどのガーデン用に使っていたけど近年水圧が弱くなり水の取り入れ口が塞がったか、ポンプが弱っているのだと思って諦めていた。しかし実際はこのポンプから先の地下配管に問題があっただけのようで、ポンプからは何年かぶりに勢いよく川の水が飛び出し感激した。川の水の利用は無料。ポンプも合法。
ということでジョンストンベンド第2棟は少しずつ前進しています。私がほとんど在宅でないのでゆっくりですが。