先日駐車場で時間を潰している時、近くに停まっていたジムニーのオーナーが友人達へこの小さい車でどうやってキャンプに行けるかを力説していた。「ルーフトップテントを使うんだ」というのが聞こえてきて吹き出しそうになったけど、ジムニーの最大屋根積載量はたった30kg。この30kg規制にはルーフラックを含み、それはどんなに軽くても金属である以上20kgくらいある。だからジムニーの屋根に乗せて道路を走行できるのはあと10kgということになる。リュック1個くらいか?

ちなみにルーフトップテントはそれだけで85kgあるのが普通なので、25kgのルーフラックの上にそれが載っているなら110kgとなり法定積載量の4倍近い途方もない違法となる。残念ながら現代の車は軽量化が行き過ぎ、最大屋根積載量110kgもある車はほとんどない。エックストレイルとかRav4とかでもダメだし、ジープやプラドでさえ100kgしかない。しかも法定屋根積載量とは舗装道路を走っている時が基準なので、オフロードに行く場合は諸説あるけどそこから三分の一程度を削減するべきとされる。
悲しいね。オフロードに出るならプラドでさえ66kgしか屋根に積めず、ジムニーに至っては20kgが最大積載量となりルールラックが載っているだけで既に最大積載オーバーとなる。人々が過度に燃費を求めるから車はどんどん薄く弱くなり続け、街を走っているルーフトップテント付きの車は大半が違法改造車(無保険状態)ということになる。しかし切り札はある。
ランドクルーザー200の法定屋根積載量は怒涛の200kg。
1人だけ別次元という感じ。姿形だけ似ていても殆どの4WDは100kgかそれ以下だし、それは残念なことにランドクルーザー300系でさえ100kgに下げられてしまった。今計算してみたら私は一般的なキャンプの時で大体95kgを屋根に乗せており、本格的な遠征時にはさらにまだ50kg程度は物資を詰めることになる。
[95kgの内訳]
40kg ルーフラックそのもの
25kg Oztent RV-4テント
10kg Oztent RV-4のアクセサリ
7kg 1.2mのテーブル
6kg スポットライトバー
3kg 大型シャベル
2kg スターリンク端末
2kg グラウンドシート
「大型車」と言われることさえあるMu-xも横にランドクルーザー200が来るとこれだけ車格が違う。
そしてこの屋根の話からもわかるようにランクル200の全体的な耐久性は一見似たような他の車種とは別のレベルにあり、人間がいない辺境や砂漠に何週間単位での遠征を毎年する人(水を150Lを積んで出かけるような)にはランドクルーザー200以外の選択肢は全くない。
現行の300系まで小さく弱くなってしまった今、将来をどうしたら良いか不安だ。