(8月ごろの話です)連日様々な講義が続く、ケープトリビュレーションの大学研究施設を刈り上げて行われる写真上達合宿8日間。
バス班二台としての仕事はそんなにないが、トランスノース社から借りたトレーラーのヒッチが謎でしばらく考え込んだ。これがトレグヒッチというやつか!こっちの方がずっといいじゃん。
毎日あまり運動しない割には3食+モーニングティー+アフタヌーンティーでどんどん体重が増加する恐ろしい合宿だ。
ジェームスクック大学の大学研究施設敷地内には美しい小川が流れており、冬でなければ是非泳ぎたいところだ。
このジェームスクック大学の大学研究施設は世界遺産の熱帯雨林地帯ケープトリビュレーションにあるというだけで結構特別だけど、それをさらに有名にしているのは
この47mにも達する巨大常設クレーンの存在だ。学生や研究者はこのクレーンを使って、これまで研究がしにくかった熱帯雨林の樹幹部のエコロジー解明が大きく前進した。私としてはこの動き回るクレーンの先端にミサゴが営巣していることの方が面白かったが。
クレーン搭乗は三人1組で$240。だけどここでも私は無料で載せてもらって、こんな半分以上遊んでいて飲み食いしているような仕事で何十万円もいただいて申し訳ない。
1日おきくらいに短い遠足が組み込まれており、そこでいろいろな写真撮影を講師陣の指導のもと行う。私は今回スマホにマイクをつけて様々な音や動画を撮って遊んでいた。次回アップします。
夜になり、みんなのノートパソコンや私物が散乱する講義ルーム。講座自体は20時ごろには終了するけど、その後も講義ルームやプリンター、講師陣は解放されており様々な自習や質疑応答が23時くらいまで可能。
合宿所と私のバス。
この写真合宿は業界では結構有名であり、連日いくつものスポンサーが自社プロダクトを宣伝しに30分くらいのプレゼンを行なっていたのも面白かった。フェーズワンとかDJIとかエプソンとか。
『オーストラリア史上初、絵葉書だけで100万枚以上売った男』風景写真家スティーブンが二日間合流。そのほかフォトショップ職人クリスチャンの講座も抱腹絶倒の超面白いものだった。(その3へ続く)