ケアンズでは
1 瓶/缶/ガラス/ペットボトル
2 それ以外全部 (燃える燃えない区別なし)
の二種類の分別しか行政には無い。「焼却場でできるだけ人の手によって分けてる」という信じ難いレベルにある。
携帯のカメラで撮ったこの写真は、ケアンズセントラルショッピングセンターのフードコートに最近設置された細かい分別回収のボックス。初めて見た。
オーストラリア的には「革新的な環境への取り組み」らしくニュースでも取り上げられていた。すごく真剣なのがなんとも。
オーストラリアの自然保護はかなり極端で、恐ろしい程規制が掛かっている分野もあれば先進国として恥ずかしい程低レベルの分野も多い。捕鯨船に硫酸を投げつける前にゴミの分別くらいなんとかならないものか。内陸部へいくと、どの町外れにもラビッシュティップという大穴が空いている場所があって、そこへ「ゴミはゴミ!」として全部ざーっと流し込んでお終い。いっぱいになったら土を被せて、また別の所にラビッシュティップを掘る。そうだ、ケアンズ市内でもマンションではゴミはゴミで一つの大きなコンテナに何でも放り込む形になっていて一切の分別がないところが多い。
私も初めてコンドミニアムに宿泊した際に、驚いたのがごみの出し方で、カン・ビンとそれ以外程度しか分別しなくていいと言われた時には思わず「え?」と戸惑ってしまいました。
もっと疑問なのは、分別してごみ箱に入れても、ゴミ収集車の収集方法を見ると、思わず分別して意味があったのかと思ってしまいます。
あー確かに同じトラックが回収してる事多いですもんね。中で混ざってますね。