AAK代表プロフィール

太田祐

太田祐 おおた・ゆう Yu Ota
オーストラリアにおいて唯一の日本人専門野鳥ガイド・野鳥研究家。オーストラリアの野鳥観察に関し日本における草分け的存在で、TV番組や書籍、各SNSなどを通じ最大の情報発信者である。オーストラリア産鳥類リストは外国生まれとしては驚異的な現在739種。株式会社ワイバード(日本唯一のバードウォッチング専門の旅行会社)講師。アジア人初の700Club(オーストラリア産鳥類リストが700種類以上ある人の名誉クラブ)に当時若干36歳で加入する。Birdlife AUSTRALIA(オーストラリア野鳥の会)が長年行なっているセスジムシクイ類調査の調査リーダーや運営委員を務めており、豪国内でも広く知られている。豪永住権やバスツアー事業認可、国立公園や自然保護区の営利使用認可、救急処置資格、衛星携帯電話、海外添乗員資格なども保有。国内有数の探鳥エリアであるアサートン高原にある4000坪の自宅兼民宿【ジョンストンベンドキャビン】で野鳥や動物を見つつ暮らしている。2020年に有名会計事務所から『ケアンズ随一のビジネス』と評される。ジョンウインター博士が2009年から行ってきたキタフクロムササビ調査を継承。QPWS(クィーンズランド州政府 野生動物・国立公園管理局)に職務番号および現役の従業員ID番号も保有。

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    自宅兼民宿ジョンストンベンドとは?

    ジョンストンベンドキャビン

    カテゴリー‘コンサベーション’

    ハイペースな植林の終わり

    2022年01月22日
    先日2022年分の植林として10本の木を植え、これまで続けてきたハイペースの植林活動(4年間で1214本)時代の終わりとした。 これまでのように100本200本単位で一気に植える予定は今後全くなく、集めた種子から発芽させて育て、後日植えるといった活動も終了しそれらの為の作業・保管エリアも少しづつ解体する。理由は私にそれらのことをしている余力がないことが言える。 多くの会社員、特にマンションに住
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    久々に野鳥をレスキューする

    2021年12月02日
    ケアンズに住んでいた頃、かつて私は地元の野生動物レスキュー団体であるFNQ Wildlife Resqueの登録ケアラーとして、電話があればあちこちに出向いて怪我をした野鳥を引き取って一時的な看護をしていた。もちろんボランティアなのだから電話があっても仕事などでできない場合は「申し訳ないけど今はできない」と断れるわけだけど、それが連日続いたらどんな気分だろうか?嵐の後などは1日に数件断り続けること
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    フクロムササビ調査中に見かけたその他の夜行性動物たち

    2021年11月30日
    フクロムササビ調査ではメインのフィールドではまさにフクロムササビ以外はフクロギツネ程度であまり生き物を他に見かけなかったが、今回初調査となったエリアでは多くの夜行性動物を見かけた。 これはアカネズミカンガルー。かつてマリーバあたりで普通に住宅地でも見られたが消滅。より人口の少ない地域ではまだ見かけるが、先行きが思いやられる種。 メンフクロウはこの1羽のみ。むしろ彼らはこうした僻地の手付かずの野
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    フクロムササビ調査をジョンウインター博士から継承します

    2021年11月25日
    ←三つの亜種に分かれていたフクロムササビが、それらは全て独立種だと判明したのが昨年。 仮にケアンズ近郊にいる種をキタフクロムササビと呼ぶとして、私は10年ほど前Bush Heritageが所有する保護区にてグラハム博士とブライアン、カインウィンにキタフクロムササビを見せてもらい種そのもの及びそれが暮らしているユーカリとアイアンバークの高木が織りなす美しい環境に一発で魅了された。この調査は後継者問
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    セスジムシクイ調査2021 その5(完)

    2021年07月07日
    ルートのない山野を歩く上で生命線になり、科学的な野鳥調査データの元となるGPSの使用方法を指導する私。今年のB班は戦力にならなかった2名がいたもののセスジムシクイ調査の経験者が1人おり、彼と組ませた若手も優秀だったのでなんとか課せられた地区の調査を終えられた。 昔からセスジムシクイ調査にあるジレンマで、仕事を休んで2週間もボランティアに来れてかつ大型4WDや冷蔵庫などの装備を持っている若手などほ
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    セスジムシクイ調査2021 その4

    2021年07月04日
    ケイパーホワイト。蝶の写真をしゃがんで撮っていた際にバックパック上部の持ち手に取り付けていた無線機を落とした。なおここでいう無線機とは日本で使われている出力0.1Wの特定省電力トランシーバーではなく、その50倍、5Wのパワーがある本当の携帯無線機の話。なんでそんなところにつけているかと言えば、少しでも高い位置にあったほうが感度が良くなるため。落とせば後ろを歩いている人が気が付くことが多いような気が
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    セスジムシクイ調査2021 その3

    2021年07月02日
    野生のセキセイインコは普通は砂漠性の平原の野鳥であって、こうした森林内にその姿を見るのは新鮮な印象。 セスジムシクイ調査キャンプは原野を毎日移動しながら「午前中は調査」「午後は移動及び自由時間」というスケジュールで行われる。過去には「午前中は調査で午後も調査」というがんじがらめの時代もあり、大半のボランティアは「最強ムナジロセスジムシクイを一目見る」という生涯目標を達すれば翌年以降もう戻ってくる
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    セスジムシクイ調査2021 その2

    2021年06月30日
    その1から時間が空いてしまったけど、セスジムシクイ調査2021の続き。水も電気もない僻地でセスジムシクイ調査B班を率いつつも、時折パソコンを持って岩山に登っては携帯の電波をキャッチし、そこからマランダに残してある自分バス事業も運営するという重労働を続けた。身体への負担もあるけど頭への負担は寝ても消えない。 https://aaknaturewatch.com/blog/birdwaching/セ
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    久々にTREAT植林に参加する

    2021年04月04日
    マランダにある有力植林団体TREATは雨季の間は毎週土曜日の朝に各地で植林活動をしている。何度も書いているけど人口2-3000人足らずの町に本拠地があるTREATのボランティア動員力は世界的なもので、毎週数十人が集まるし、それを研修しにアメリカからも何十人も若い学生が参加している。コロナ時代の仕事の都合で土曜日はなかなか参加できなくなったが、なんとか先日参加することができた。会場は標高が1100m
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    ワトソンビルで生物調査キャンプ二泊三日【前編】

    2021年03月29日
    会員になっている「北クィーンズランド自然史クラブ」の催しで、アサートンの西に位置するワトソンビルの私有地で3泊4日生き物総合調査キャンプをするというので鳥班として途中から参加してきた。仕事の都合で1日以上遅れての合流。深夜11時とかに土地勘のないブッシュに車で入っていくのは嫌だな…と思っていたら入り口付近に笑える即席看板。 これはジョークなんだけどわかる?クラブ名のNatural History
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