2009年05月11日
ムナグロシラヒゲドリはこうして木に登っている事はそれ程無いので一枚。だいたいは薄暗い林床をホップしているため、植物に遮られ全身がはっきりと見えにくい。また、どのフィールドガイドも冠羽を強調して描き過ぎている感があり、実物の印象が噛み合ない気がする。
ムナグロシラヒゲドリの声は有名で熱帯雨林の中でもよく目立つ。オスは
「ぴゅいーーーぃーーーーぃーーーーぃーーほいっちょ!」
と長く鳴き、する
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2009年05月07日
マミジロヤブムシクイは12もの亜種に分かれる。これはケアンズ周辺で撮ったので分布からして亜種laevigasterのはず。
こっちはNSW州境付近でもマミジロヤブムシクイ。亜種tweediかと。(12の中の一つhumilis「タスマニアスクラブレン」は別種とされていたけどDNAによる分類で、別種とする程の相違は確認されず亜種の一つに戻された。はずだったけどその後に出版されたもので別種になって
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2009年05月05日
首の水玉模様の黒いスカーフが目立つカノコバト。
インド亜大陸付近からの移入種で長い歴史を持ち、オーストラリア東海岸やパース付近で定住。ケアンズ周辺でも普通に見る事が出来る。もともと二つの亜種chinensisとtigrinaが連れてこられたけど、全国でほぼ交配してしまっている。
話は飛ぶけど、このカノコバトの画像は「ケアンズEye!」サーバーにアップロードされた2222枚目の写真。
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2009年05月01日
どこから飛んできたんだか、普通は草原とか内陸の牧場、畑に居るアシナガツバメチドリが波打ち際近くに。
むすっとした感じ。
怪訝な感じ。
コミカルに動き回って食べ物を探していた。さすがの羽の長さ。
逆光にくわえ砂浜の反射でいかんともしがたいので、日が傾いてからまた撮りに来ようと思って夕方戻ってきたら居なくなっていた。帰ってこないかな。
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしています。お気
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2009年04月23日
鳥宿にキムネハシビロヒタキが沢山いて、盛んに鳴き合っていた。このクチバシの形状にはやはりそれなりの意味があるんだろうか。
ここにやって来たのは「クリハラヒメカッコウが何週間か居着いているのよ、鳴き声で眠れない事もあるわ!」と女将から聞いたのでそれも含めて周辺を一回りする事に。嫁さんに「クリハラヒメカッコウを見てくる」というと「栗原さんが発見したカッコウ?」という凄い返事が返って来た。ここはオースト
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2009年04月20日
秋から春にかけては近所の小さなカワセミ池はヒジリショウビンだらけになる。
オーストラリア南部の個体が寒さを避けてケアンズ周辺まで渡ってくる為だ。(一部はオーストラリアを抜けて東南アジア各地まで移動)
あっちにもこっちにも、周囲300m程の池を一周する間にヒジリショウビンだけで9羽発見。
今日はヒメミツユビカワセミまで!!
もちろん、渡りをしない留鳥カワセミチームも健在。これはモリショウビン。え
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2009年04月07日
脚輪がついてる
カメラよりも上が気になる様子。
ちょろちょろ動き食事を探す。
よく似たメグロヤブムシクイ↑は若干動きが落ち着いていて、地面近くにいる事が多い。雰囲気が違いと言うやつ。それが伝わるような写真が撮れるようになりたい。色は光の加減やカメラの絵作り、モニターとかで本当に違って見える。まぁ両者鳴き声はそれなりに違うので鳴いてくれれば問題なしですね。
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2009年04月02日
草原や牧場、畑を低空飛行し小動物を捕らえるウスユキチュウヒ。なかなか格好いい。チュウヒの仲間はミサゴ等と並んで世界中の隅々まで分布する有力なグループ。足が長い!
そのなかでも、ウスユキチュウヒは唯一樹上に(それも生木に)営巣する種類としても知られ、それは古い時代の名残だとか、逆に乾燥化が止まらないオーストラリアで地上営巣から樹上営巣へシフトしたからとも言われていたり。
とげとげした雰囲気
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2009年03月23日
先日ケアンズの野鳥観察会に出かけた際に、長老のアンディーアンダーソンから「次の月曜日辺りにアカチャアオバズクを探しにいかんかのぉー」と言われていて、彼の性格的に多分すぐ忘れるだろうと思ってあまり真剣に聞いていなかった。が、前夜に電話がかかって来て「行って見るかぁ」との事。
アンディーはバードソンで247種類という驚異的なオーストラリア記録を持っている他、これまで世界で4000種類の野鳥を記録、活動
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