2011年01月13日
アオアズマヤドリは何羽も見たけどメス(または若いオス)だった。かつて普通に見られたアオアズマヤドリのケアンズ周辺孤立亜種minorは90年代半ばから激減し、特に成鳥オスがいないとケアンズ探鳥会の長老達は言う。
ところ変わってグレートバリアリーフ、ミコマスケイクルーズ。
半潜水艇には到着直後には多数の鳥が羽を休めている。しかしすぐスタッフに追い払われるので最初はここに集中するべき。カ
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2011年01月09日
乾燥地帯に舞台を移してエミューファミリー。
まぁ今年は乾燥地帯も乾燥していないどころか猛烈な集中豪雨を浴びて停電、宿から出るときの橋は水深70センチあったけど...。昨年の月間降水量が20ミリだった場所だけど、今年は200ミリを超えているそうでエミューも大変だ。子育てをしているのはオス。
ライチョウバトは今年どんどん集まり、かつて無い数になっている。今一番飼ってみたいハト。
レンジャ
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2010年12月28日
求愛ディスプレイ真っ最中のオオニワシドリのオス(手前)とメス(トンネル奥)と弟子(最前列)。何度見ても面白い。弟子はしっかりメモを取るように。
ちなみに、オオニワシドリの後頭部のピンクの羽は普段はこのように隠れていて見えない。オーストラリアの4大野鳥フィールドガイドではSimpson & Dayを除いて3冊がピンクで後頭部を描いているが、初学者にも解り易いように灰色で描くべきではないだろ
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2010年12月23日
10日ほどかけて、ケアンズ周辺の探鳥地を一回りして来た。やはり毎日フィールドに出ていると勘も冴え、広いアサートン高原の「?幼稚園のユオディアの木が一昨日から満開だからそこに?ミツスイが来ているはず」「ほぼ二日おきにこの場所を午前六時半頃ミナミオオクイナが通り過ぎる」「日没から30分後、オーストラリアアオバズクがこの水銀灯に...」といった超ピンポイント情報を把握しており、連日の悪天候ながらまずまず
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2010年12月20日
オーストラリアへラサギはこのスプーンのようなクチバシを水中にいれて歩き周り、クチバシを右へ左へ振り回しながら派手に餌をとる。"じっと待ち、狙った獲物を一瞬の瞬発で捉える"というサギ達の基本から外れたやみくも型の補食行動を見せる。このクチバシは上空を飛行中でも地上のわれわれからもよく見えるが
寝ているともちろん見えなくなる。ただ、眉斑が黄色であり額の辺りにも赤いマークがあるためすぐわかるは
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2010年11月25日
クロサギの白色型が流木の影に居た。白いクロサギ、とは全くもってふざけているようだが、クロサギは名の通り黒いものから対極のこうして全身白いもの、そして中間の灰色のものまでいろいろな型がある。
それにしてもサギが木陰にいて何とする。水辺に行きなよ。
行った!
と、クロアジサシ達に集中攻撃を受けてUターン。なるほど、それで仕方なくあそこにいたのか。アジサシのコロニーでは闖入者はアジサシ連合
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2010年11月19日
ケアンズ周辺では少ないマミジロアジサシ。
写真を撮っているとマミジロアジサシはどんどん近寄って来た。
学名
Stena anaethetus
英名
Bridled Tern
マミジロアジサシの群れ。
←これはよく似ていて、数が非常に多いセグロアジサシ。額の所と背中の色がマミジロアジサシと違う。
こういうセグロアジサシの集団の中からマミジロアジサ
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2010年11月14日
←ミコマスケイではこうしてクロアジサシがほとんどだけど、ヒメクロアジサシも時にごく少数ながら混じっている(全くいないときも結構ある)。
クロアジサシの群れの中から混入しているヒメクロアジサシを見つけ出すのは、地元バードウォッチャーの密かな楽しみになっている。
手前がヒメクロアジサシで奥が全部クロアジサシ。
こう前後に並んだ場合、明らかに体格が違うので間違え様が無い気がするが
個
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2010年11月04日
これがクリスマスツリーならぬ、ケアンズのキバタンツリーだっ!こわっ。
去年内陸方面へ一緒に探鳥キャンプに行ったO君のセキセイインコなどの写真が、「コンパニオンバード」誌に採用され、念願のカメラマンとしての一歩を歩み始めた。おめでとう。おっさんも嬉しいよ。
こういった飼い鳥系の写真家を目指すO君は更なる写真のストックの為、この間二度目のケアンズ来訪。オーストラリアは南米と並ぶ、オウム
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2010年11月03日
最近少ないなぁと思っていたらいる所にはいるものだ。20羽くらい。逆にこの湿地にはいつもオーストラリアセイタカシギしかいない、切り札の場所である。オーストラリアセイタカシギは日本の石垣島など南西諸島にて迷鳥としてぱらぱら記録されるため、「日本産鳥類全種制覇」など企むハイレベルな日本の方々から「見られますか?」と引き合いがある鳥でもある。非常に細く長い足で湿地を歩き、餌をとる。細身のため体の体積に比較
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