2012年07月16日
2011年末にSさんKさんとケープヨーク遠征した時に見たオオハナインコ。雨期のケープヨーク、おまけにクリスマス休暇シーズンで宿もレストランもやっていない(というか無人)、そしてサイクロン襲来という、よくやったというか今思えば過去最も大変な仕事の1つだった。
基本的に雌は樹洞に引きこもり、雄が餌を運ぶ。樹洞奥に見える亡霊のようなのが雌。雌は大変シャイで滅多に出てこない。
しかしな
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2012年07月07日
オーストラリア国内では最果てケープヨークにだけ分布するキバシショウビン。完璧に美しい鳥で、むかし初めて見つけた時はワナワナ震えた。
キバシショウビンは基本的には暗い深い熱帯雨林内にいるのだけど、運がいいと疎林や道端などへ出て来る事もありその時はこうして絶好の撮影チャンスになる。
キバシショウビン雌の真正面顔。この写真、誰に見せても「ドナルドダック」と言われるが、撮っている自
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2012年07月02日
ぶーぶーという鳴き声は時々耳にするものの、よほどでないとその姿を見せることはないササフミフウズラ。そのことはこの写真以外には2012年7月現在"ササフミフウズラ"とgoogle画像検索しても他にたった1枚しか世界に存在しない事がよく物語っている。(その1枚とはフランス育ちの日本人女性がオーストラリア旅行中に撮ったものらしい)
だから「こんな写真じゃよくわからない」とか言ってはいけ
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2012年06月26日
ケアンズ周辺の世界遺産"クィーンズランドの湿潤熱帯地帯"の固有種12種類のうち、分布の狭さや見栄えなどからなんとなく筆頭格であるオウゴンニワシドリ。先日、もうほとんどリタイヤしている老バードガイドと話をしていたら彼が「...まぁ最低限オオゴンニワシドリさえ見せられればガイドは成り立つからな...」と呟いていた。
ところが固有種にあまりこだわらない日本人バーダーの間ではこの鳥の人気度(
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2012年06月21日
アカチャアオバズクはケアンズ市内には3つがい程度が生息していると考えられているだけの数少ない大型フクロウ。彼らは基本的に淡水の近くにいる鳥なのだけど今回は変なとこに。
アイアンレンジで行なわれた調査ではアカチャアオバズクの食事の90%は水鳥が占めていた一方でタウンズビルでの調査ではポッサムが主食になっており、はたまたダーウィンでの調査ではオオコウモリへの依存が明らかになっている。更にケアンズ
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2012年06月16日
非常に白っぽい個体で可愛らしい。年齢によるものだろうと思うのだけど、数冊の図鑑を開いてみてもセアカオーストラリアムシクイ若鳥や幼鳥の羽色については不思議な事にどの図鑑にも何も記載されておらず、文献的な意味での確認は出来ていない。ここまで白い個体は滅多に見ないので、年齢ではなく偶然に生まれてくるだけかもしれない。
平均的なセアカオーストラリアムシクイの雌雄はこのような色をしている。雄は年齢
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2012年06月10日
ケアンズEye!2000番目の記事に当選したのはカオグロカササギヒタキさんでした。(拍手)ケアンズEye!で更新率の高いコーナーはバードウォッチング、日記、旅行記、ボランティア、動物といったコーナーだけど特に活発な鳥の話が取るべくしてキリ番をとった。
カオグロカササギヒタキはパプアニューギニアとオーストラリア東海岸を行き来する渡り鳥で、ケアンズ周辺のようにオーストラリア北部では普通に
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2012年06月05日
シロガシラカラスバトが野生の胡椒の実を食べにきた。シロガシラカラスバトは熱帯雨林の緑に映える大型の森林性のハト...ケアンズ周辺では。
学名
Columba leucomela
英名
White-headed Pigeon
ケアンズ周辺では、と書いた理由はケアンズ周辺はシロガシラカラスバトの分布の北限に近く、そのせいか基本的に彼らを比較的標高の高い土地
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2012年05月31日
普段は暗い森からなかなか出てこようとしないノドグロヤイロチョウだけど、いざ子育てが始まると相当多忙なようで、日中でもどんどん開けた所に出てきて絶え間なくヒナ達に餌を運んでいく。それはもう普段からすれば信じられないほど無警戒で携帯のカメラでもある程度写るくらいの近距離をとことこ歩き回り続けたりする。
このペアは2011年に二回続けて繁殖活動に入った。つまり一度目の繁殖活動を終えヒナ
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2012年05月23日
を語るにはまだ早いけど。とりあえず第一報と言う事だけでも。
ハチクイ(写真)、クレナイミツスイ、ヒメハゲミツスイ、ヒジリショウビン、チャイロハヤブサ、オオヅル、オーストラリアツル、ムギワラトキといったケアンズ一帯にとっての冬場の鳥は順調に入ってきている。コシアカショウビンはまだ聞かない、というか昨年はケアンズ付近までは来なかったからどうなるか。
オオオニカッコウが渡る気配無く越冬しそうな事や
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