2012年09月12日
ムナジロクロサギは10年程前まではケアンズ市内でも安定的に見られていたけど、近年はほとんど姿を見なくなりマリーバ北部などで一年に1−2回見たり聞いたりする程度。写真は少々遠いけれど、滑らかな灰色の羽に覆われたなかなか美しい鳥。
学名
Egretta (Ardea) picata
英名
Pied Heron
↑ムナジロクロサギと言えば最近読んだこの本の
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2012年09月05日
英語の師がケアンズを離れシドニーへ引っ越す事になり、前から行きたい行きたいと言われていながらなかなか都合が付かなかったバードウォッチングツアー(半日だけど)に招待した。もともとケアンズ人だけにあえてエスプラネードとかセンティナリーレイクとかの名所は自分で勝手に行けばいい訳で今日は避け、「こんなところに池があったのね。100万回通り過ぎてると思うけど知らなかった」とか「こんなところから川に出れる
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2012年08月23日
よく知られたコウロコフウチョウの求愛ダンス同様、兄貴分のウロコフウチョウ、大兄貴分のオオウロコフウチョウもみな踊る。これは単にストレッチだけど。
オオウロコフウチョウはアイアンレンジの個体群とバマガなど最北端の個体群で鳴き声がはっきりと違う。アイアンレンジの個体群の声はオニカッコウに似たような回転するような声だけど最北端組はもっとシンプルに鳴く。
学名
Ptilo
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2012年08月19日
キバラタイヨウチョウが花を巡る。雄の喉元は美しい藍色をしている。紫外線領域まで見える鳥類にはもっと美しく見えているのだろう。
学名
Nectarinia jugularis
英名
Olieve-backed Sunbird
キバラタイヨウチョウはケアンズでは庭がある家なら見ないことはない、というほど普通の存在ながらタイヨウチョウはこの一種類のみが分布。
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2012年08月14日
アカハラヤイロチョウはオーストラリア最北端のケープヨーク北部に11月頃から飛来する渡り鳥。オーストラリア国内では雨期のケープヨークでのみしかみられないという神秘的な鳥。そもそも雨期にケープヨークにたどり着くこと自体がもう大騒動になる。たどり着いたあともランドクルーザー70の巨大タイヤがパンクするほど激烈な悪路・悪天候が待っている。この時はサイクロンまで発生し、よくぞ無事帰還したという旅になった
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2012年08月07日
イチジクインコはオーストラリア国内に3つの亜種があって、亜種marshalliはケープヨークに生息する。特に雄の顔が赤いのが特徴。アイアンレンジなどにある大きな枯れ木はイチジクインコの営巣跡で穴だらけになっているのを見る。ケアンズ周辺の亜種macleayanaはあまりそういった大きな木に穴を掘らない傾向にある。
営巣中。♂(赤い頭)は基本的に周囲の監視が仕事で
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2012年08月03日
「ヒクイドリを見たい」という依頼で私は助手席に乗り、お客様の運転するレンタカーでぱっと出かけてぱっとケアンズへ帰ってくるミニツアーをした。ツアーの時はカメラを持っていないので写真は在庫から。実際はヒクイドリのつがいを数メートル以内でじっくりと観察できたのでこんな写真よりもよかった。
サイクロンヤシ以降ヒクイドリ探しは極めて好調で、ヒクイドリ連勝は8に伸びた。
日本の秋田で一般人が飼育していた
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2012年08月01日
ヤシオウムの生息地であるアイアンレンジ国立公園にはこの12ヶ月で4回足を伸ばしていた事になった。いろんな写真を掲載してきたけどこれは2011年末頃のもの。
二羽以上で写っているヤシオウムの写真はそもそも彼らが通常は群れないのであまりない。過去には7羽が集まって事があったけど、
近過ぎて一羽しか写真入らなかった。無線で仲間を呼び、レンズを変えようとしているうちに全員飛んでいっ
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2012年07月26日
こうして花に囲まれてミツスイ冥利に尽きる?
実際はプルメリアは大して蜜を出さないようで動物には人気がないようだけど。
学名
Lichenostomus versicolor
英名
Varied Honeyeater
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイド業をしております。どなたでもお気軽にご利用下さい。ご依頼/お問い合わせ
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2012年07月21日
ハシブトオオイシチドリは砂浜という環境に依存し、近年4WDや海水浴客、イヌの散歩、護岸工事などによって環境を奪われ全国で減少中。静かな土地を好む。近づいてくる釣り人を嫌がって、ちょうどこちらに飛んで来た。
カニが好物とはいえ、嘴がバランス的に大き過ぎる。顔が変だ。
この奇岩でここがどこか分かる人は相当の僻地ファン。
学名
Esacus magnirostris(ne
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