
アカチャアオバズクはケアンズ市内には3つがい程度が生息していると考えられているだけの数少ない大型フクロウ。彼らは基本的に淡水の近くにいる鳥なのだけど今回は変なとこに。
アイアンレンジで行なわれた調査ではアカチャアオバズクの食事の90%は水鳥が占めていた一方でタウンズビルでの調査ではポッサムが主食になっており、はたまたダーウィンでの調査ではオオコウモリへの依存が明らかになっている。更にケアンズでの調査ではネズミ類の他に甲虫をよく食べており(以上Goulding & Venables 2012)結局そこにいるものを何でも食べてしまうじゃないかという事になる。

アカチャアオバズクは自分と同じようなサイズのヤブツカツクリやオーストラリアツカツクリといった鳥もよく穫っているというが、このタロンを見れば納得。多くの場合アカチャアオバズクの獲物は頭蓋骨まで握りつぶされているという。
学名 |
Ninox rufa |
英名 |
Rufous Owl |
2010年に撮影したペアの映像(昼間)はこちらにおいてある。
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