
ここらでは小型で概ね無害なオーストラリアワニと危険なイリエワニ(3m)の両方を見た。爬虫類ファンはヨーク半島へどうぞ。

哺乳類の大物はこのコアラとポッサムを足したようなブチクスクス。20年前は毎晩のように見かけた動物ながら、バーダーが激増した現在では連日追いかけ回され便利なところにはあまりいなくなった。日中に見られると助かる。

キムネハシビロヒタキも本当に渋くなった。昔は簡単な相手だったのに。今からバードウォッチングを始める人は、私がかつて感動したような野鳥はもう体験できないだろうと思うと悲しい。数も減ってるし警戒心が増している。

もっと近くにもいたけど、10名近いグループを率いる身としては多忙で写真が撮れないことも多い。ないよりはあった方がいいということでケープヨークエリマキヒタキも。

カオジロヒタキが2箇所で営巣していたのは助けられた。
人気のヤシオウムは毎日飛んでいる姿を見ていたけど当然「止まっている姿を見たい」と言われる。アイアンレンジは正直ヤシオウムのベストスポットではないだけに苦労するが、彼らが好む果物の木を各地に把握している私がある木の裏側に回ってみると…

いるいるいる!!

髪型すごすぎて戦国武将の兜のように見える。よくもまあこの広大なアイアンレンジ森林に点在する果物の木一本一本の場所まで把握してるよねと言われたが、そうでなければガイドなんてできないでしょう。一般の人が1週間滞在して四苦八苦するよりはるかに多くの成果を、わずか3日で叩き出すことを期待されるのが地元野鳥ガイドだ。そう考えれば、高いのはむしろ個人探鳥の方だ。

個人的には過去ベストと思われるダイナミックなヤシオウムの一枚。

このトサカは自在に動かせるため、髪型が色々と変わるのがヤシオウム。

ナイトツアーは翌朝起きるのが辛くなるためあまりしたくないのだけど、チャイロガマグチヨタカがバッチリ見えた。これは赤色ライトで撮影したものをフォトショップで赤みを消している。「白いライトを当ててはならない」というのがルール。今回の訪問ではオヒロヨタカが好調で毎晩ドライブしているだけで数羽見かけた。