
15日間のヨーク半島ツアー2本連続がスタートする2−3日前にケアンズに30年ぶりとなるアカアシシギが出現。合流前だったツアー参加者7人に連絡するとともに自分も当日夕方になってから駆けつけて無事にゲット。これは一眼ズーム。しかしその後潮が引いてききどんどん遠ざかり始めたので

望遠鏡+スマホセットにチェンジ。一眼では撮ろうとも思わない距離でも記録を残せる。
そのままショッピングセンターにUターンしてふたグループ15日間分の飲み物やスナックを買い出ししたりホテルにチェックインして3往復して荷物を運び込んだりと前日はガイドは大忙しだ。それでも今回は車2台でのツアーなのでもう1人のガイドもいるだけ人手はある。
ところが、私の知らないところでそのガイドが借りる予定だったプラドがまだ前に借りていた人が戻ってきていないという。明日の朝には絶対に必要と繰り返し念を押したものの結局翌朝になってもそのプラドは帰ってこず、奇跡的に別の会社で3週間もの間借り続けるフォーチュナーを見つけてなんとか2時間半遅れで出発。でも3週間も借りてレンタル代が80万円とかバカじゃないかとも思う。80万も払って1ミリも自分のものにもならないわけで、私ならその場でディーラーに行って新車を買っていくと思う。オーストラリア市場なら3週間後に売っても値段はほとんどそのままかと思う(むしろ納車を待たなくて良い分だけ値上がりすることも)。レンタカーは信用ならないよ。「前に借りた人が予定通り帰ってこないから貸せない」というのを目撃するのは3回目だ。
もちろん2時間半ただ待っていたわけではなく、徒歩探鳥でアカチャアオバズクを見つけ干潟でシギチや沿岸低地の野鳥を見て過ごせるのはガイドが2人いるおかげだ。
ヨーク半島を北上し、暗澹たる状況のキビタイヒスイインコを一応見て、翌朝アカオオタカを無事に見つけた。メスは抱卵中、オスは離れた木の上にいた。アカオオタカの現在の生息数は下がって1000羽程度とされる。
コモンチョウの群れを望遠鏡+スマホで。レイクフィールド国立公園はセグロモズガラス、キンセイチョウやカノコスズメ、イリエワニ、淡水ワニ、オオヅルやノドジロムジミツスイなど見どころが多い。1日の横道では勿体無いのだが宿が存在しない。
毎日天気や道路状況をチェックするのたけど、アイアンレンジへの道が126kmにわたって閉鎖中という衝撃的な情報。道は一本しかなくここを閉じられるとどうしようもない。もう夜の7時だったけど、ヨーク半島訪問34回を誇る人脈でロックハートリバー町のCEOの携帯に連絡、そのCEOから土木部長に確認が行き「道路閉鎖はしていない」との確認を夜9時に得て出発した。
なんだ、単にGoogleの間違いだったのか?というとそうでもない。実際、小川を渡るために道幅が一車線程度に狭まっている土の道の箇所でなんと給水車がスタックしており道をふさいでいるではないか。恐るべきGoogle。現地自治体の土木部長さえ把握していない事変を未開の原野で把握している。しかしここを通らないことにはツアーが成り立たないので法面をランクルで強行突破。周りに止められかけたが「CEOのXXXから通行の了承を得ている!(得ていないが)」と押し切って突破。私は見た目は日本人を残しているけど、長年外国人1人でビジネスの最前線で全方向から銃弾を浴びてきた結果、気がつかないうちに中身が外国人になった。いつもいつも良い人でいたら海外では酷い目に遭う。
車がない、道路が通れないなどなんだかんだあったがアイアンレンジについた。道端でチャウナジフリナヘビが寝ていた。コブラの仲間。爬虫類ライファー。
40mほど上の山の斜面の木に止まって寝ているパプアガマグチヨタカ(メス)を肉眼で見つけた時は全員から変態扱いされた。これは強力なズーム望遠鏡にスマホをつけて撮影しておりカメラなら4000mm相当の望遠。それはさ、みんなが探鳥なんて1ミリも興味がないような若い時から25年間、探鳥だけしかしてこなかった人間のスキルに追いつけると思わない方がいい。
33回目ヨーク半島ツアーのメンバー。記事などに使われるかもしれないことはお伝え済み。
「Our guide Yu Ota was nothing short of amazing – finding birds in dark rainforests, mile-high trees and distant shores(ガイドの太田は呆れるようなスキルの持ち主です。暗闇の熱帯雨林や100m離れた木の上、水平線からも鳥を見つけます)」と後日SNSに書かれていた。
ナイトツアーではみんなの憧れミドリニシキヘビが!(続く)