
このツアーの最大の驚きは、基本的に夏鳥であるアカハラヤイロチョウが真冬に出現したことだ。夏の雨季にヨーク半島に行かない限りこの鳥に出会えるチャンスは極めて低い。このツアーの参加者にはただもう「おめでとう」と言ってあげたい。

せっかくなの鳥なのに500mmの暗いズームレンズ手持ちなんて暗い熱帯雨林の林床ではひどいもんだな。でもこれ以上のサイズのカメラは私の基準ではガイドが携帯すべきでないサイズとなり(気にしないガイドも多いが)ガイドを辞めるまでの付き合いだ。

イースタンウォータースキンクにしか見えないが分布外な気がする。

キールバック。水辺に多い無毒な蛇。爬虫類ツアーの問い合わせが毎月一件は届くけど、アイアンレンジツアーが一番見られると思う。
そして今回、通算31回目のヨーク半島アイアンレンジにてたった2回目となるヒクイドリが出た。それもまだ黄色っぽい若鳥で近くにオスの親が隠れていたはずだ。私は運転中につき写真は撮れなかったが、証拠に糞の写真だけ貼っておく。
ヨーク半島ではたくさんいたアボリジニがヒクイドリを肉として襲うため昔から希少種であり、ケアンズ以南の方が普通にみられる。それにヨーク半島のヒクイドリは氷河期時代にニューギニアから南下して合流した別亜種なのではないかという見解もある。

リクエストにあったケープヨークオーストラリアムシクイ。アイアンレンジにもいないことはないが、狙って見つけるには密度が低く大変だ。

現地の代表的な固有種カオジロキアシヒタキ。

ユーカリの花の頂上にはムカシタマムシの仲間が。

ヨーク半島のヤブツカツクリは首の黄色い肉垂れがなく、替わりに青白い肉垂れを成鳥雄は持つ別亜種だけど今年は2週間ずっと気にしていたがそうしたオスは1羽もいなかった。この写真の個体のような「確かに黄色ではないね」程度の個体が精一杯。どうしたのだろう。
コーワTSN88望遠鏡にアイフォンをくっつけたスマスコによるクリハラヒメカッコウ。500mmズームでも撮ったのだけど小さ過ぎて全然面白くなく、スマスコの圧勝。
ガイドの時はスマスコ、プライペートの時はロクヨン。500mmズームは実は今でも要らないのでは…と思い始めている。