
オカメ顔がいくつもこちらの様子を見ている。オカメインコはセキセイインコと違って普段あまりこういう物陰に入らないんだけどね。

オカメインコの群れに1羽ニセモノが混じってるぞ。オカメインコになりたいのかもしれない。

どちらを向いても地平線が見える土地に来たことはあるだろうか?数キロ先で雨がカーテンのように落ちてきているのもよく見える。普段でも起きている自然現象ながら、世の中はずっとごちゃごちゃしているのでこういうのがわからない。ここには空と地面しかなく、人間関係だの流行だのスマートな嗜みだの悩みは最初から存在しない。その分人として他のもっと高尚なことに考えを巡らせる時間がある。

オナガイヌワシが草原に降りていた。普段のこの地方を知るものにとっては信じられないような背の高い緑に覆われた世界。普段は茶色い地面剥き出しの火星のようなところだ。雨が少なすぎて木どころか草さえ生えない土地だ、例年なら。

村のガソリンスタンドにやってきたランドクルーザー70のタイヤ。いかにこの周囲が泥だらけかという証拠。私は2WDのハイエースで来てるのでちょっと際どいところは何回かあった。ただハイエースは空車の時は話にならないくらいグリップが弱いけど、数人乗っている時が荷重により走破性が上がる。それを含めオフロードの運転経験が十分あってやっていることであり、安易に真似しないように。そもそも大半のレンタカー会社は舗装道路でないところを走ることさえ認めていない。
アサートンでもここでも多くの店では泥だらけのブーツで入店禁止。なのでおっさん達はブーツを入り口で脱ぎ捨てて靴下で入っていく。男らしく素敵じゃないですか。女々しい男はオーストラリアの内陸ではほんとキモい。

シンプソン砂漠一歩手前にはギバー平原と呼ばれる石ころだけの荒地が広がっている…のだが今年は緑に覆われてまるで高原の牧場。違いが凄すぎる。そして看板にあるように、こんな100km四方に1人も暮らしていない、ゴジラが現れても1ヶ月くらい誰にも気づかれないような大原野に遭難者などのために衛星WiFiを太陽光で設置しているオーストラリア政府にも呆れる。さすが国家予算が年度によっては時々黒字になるような国だ。余っているなら税金を返せ。

過去20年近く何度も撮影している地平線の孤高の木。信じられないことだけどオーストラリアは古代は巨大な内海を持っていて恐竜が泳いでいた。この辺りの地形が極端にフラットなのも浅い海だったためだし、現在の海岸線から1000kmくらい離れた場所にありながら標高は200mしかない。
スマホで撮影した縦動画と一眼レフの横長動画はうまくマッチしないので今回はスマホの分だけを編集。営巣するセキセイインコや、群れで休むオカメインコなど。次回、21回目のマウントアイザ方面インコ・オウムスペシャルツアーは10月19日ブリスベン集合、21日ケアンズ解散で催行が決まっている。若干の残席はあります。