記念すべき通算20回目となるマウントアイザ行き。今回はインコ・オウムツアーとしては過去最大となる7名の参加者がありプラドやランクルに収まらないのでマランダからはるばる往復3500kmハイエースを持って行った。今年は内陸でも大雨が降っており通行止めの道も多い。そんな中で四駆ではなくハイエースで行くことは心配もあったし、そもそもこれだけ雨が降れば目標のオカメインコやセキセイインコが分散することは間違いなく多くのプレッシャーを受けながら出発した。だから最初は伊藤を先発隊として派遣しインコ達の位置を絞り込んでもらった後に本体が行くことを考えたが、彼の都合がつかず結局いつもの通り1人でやることになった。初日は1人で内陸の下道を黙々と900km以上運転しモーテルに投宿。夕食を食べていては900kmは辿り着けないのでテイクアウトして運転しながら夕食。簡単に書いているが、そこら辺のYoutuberならこの移動だけで大騒ぎしながら全6回、4時間くらいの動画を作りそうだが私は一行のテキストで終わりだ。翌朝最後の150kmを走ってマウントアイザに到着して無事全員と合流した。
←これはシンプソン砂漠脇としては信じられないような連日の天気予報。とりあえずマウントアイザ市内もざっと見て周り、セキセイインコはいなかったけどそれ以外のオウムやインコは多数おり、ミドリマキエインコ、クスダマインコ、アカビタイムジオウムなどを観察して市外へ進む。この辺りはツアーの基礎工事となる部分。皆さんは写真がいろいろあるだろうけどガイドの私はこの辺は全部スルー。

道端には多くのアカカンガルーが。いやー今年は道端の草が青々している。これは哺乳類にはいいけど環境が良すぎて野鳥は分散してしまいとても難しい状況。マウントアイザから何時間かそうして移動してとりあえず宿につく。

近くには満開のモモイロインコが。

これだけ水があってはダメだろうな、と知りつつもとりあえず基本通り川から始める。日の出は見事だった。この後、普段はあまり行かない方角に車をすすめ、いろいろ観察しながら1時間後80kmで運転しつつ道路から30mほどの木に緑色のセキセイインコがとまっているのが見えて急停止。「あれが見えるのは人間じゃない」とか普段よく言われることをまたここでも言われつつ全員で鑑賞。詳細は後編の動画にて。セキセイたちは営巣場所を探しており2物件ほどが成約。他の個体も穴に出たり入ったりしていた。
50km四方くらいに人間がゼロという半端ない原野にいたため昼食をとりに村まで戻らないといけない。とその途中、80kmで運転しつつ道路から60mほど中に入ったところで動くセキセイインコの群れがまた見えた。今回は数が多く、最大で100羽。モリツバメ2種類と行動を共にしながら草原で餌をとっていた。とりあえず第一の目的達成。

昼食後少し休憩を宿でとり、午後の部はオカメインコ祭りだった。極端に怖がりというわけではないけど普通の野鳥並みに警戒心があるオカメインコは車が近くに停車したりすると飛び立つことが多いが、この群れは断固としてこの枯れ木から離れようとせず最終的に10mくらいの距離で8人に囲まれながら完璧に観察された。奥にももう一本こんな感じのオカメインコツリーがあり、およそ80羽がいたことになる。

野生のオカメインコはいつも自分と似たような枝を探してそこにとまる。顔が黄色いのが付け入る隙なのだが、それがなければかなり枝にカモフラージュしている。枝への止まり方も独特の寄り添い姿勢で、発見されにくいように工夫していることは明らかだ。

ナイスオカメ!鳥は飛んでこそ鳥。

この画像をTwitterに出したのだけど、CGだと思った人が結構いた。私はいつも忙しいのでそんなオタクな作業をしている時間なんてないですよ。所要時間にコストが見合わない。

中央。オカメのひらき。