これは枯れた木に着生している苔をカオグロカササギヒタキが巣材として持っていこうとしている写真。注目は右側のはげた枝で、この枝も数年前までは緑の苔にびっしり覆われていたのに、数年かけてヒタキ類の数十のつがいが繰り返し剥がして運んでいったのでツルツルになった。
私がこの庭の枯れ木をチェーンソーで切り倒してゴミ箱に投げ込まなかったのはここが巣材供給場所として使われていることに気がついていたから残しておいた。
これは一般的なハンギングバスケットで、かつてはココナッツの繊維がぎっしり詰まっていて花を植えていた。そのココナッツの繊維はハイムネメジロ達が数年がかりで懸命に抜き取って巣材として持っていき、最終的に残りは地面に崩れ落ちてこうして空っぽのバスケットになった。その過程が印象的で、こうして何も入っていないバスケットは今日も自宅庭にぶら下がったまま思い出を伝えている。
こうした細かな配慮を積み上げれば庭やこの世界に野鳥がもう少し増える。都会のマンションに住んで特に何の活動もせず「鳥が本当に少なくなった」「ダメよこの国は」と他人事のようにボヤく人に私は大きな違和感を感じる。なぜならどちらかといえば鳥が激減する社会に加担している側でしょう?
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このブログは20年続いてきたけど、あと3年ちょいに迫ったリタイヤ後にまだあるかどうかはわからないし。