二日間で30羽以上のノドグロヤイロチョウを視認し、そのうちの2羽を撮影できて目的を達した我々の次のターゲットはヒクイドリ。ルート的にヒクイドリの最大の生息地でありミッションビーチを通るのだけど、そこはホームグランドではなく最新の状況が不明だったので実績を重視していつものイニスフェルで探した。開始10分ほどで1羽が現れ、悠々と道路を横断して山に入っていった。取り敢えず見た、けどもう少しちゃんと見たいところ、ということでメルロリアンハーバーの方に移動してみたら道路脇を高速で歩いているヒクイドリと遭遇し、停車した状態でバッチリ撮影できた。
ヒクイドリ運は続き、アサートン高原のいつもの宿に到着して荷物を下ろしているとなんとそこにもヒクイドリが!1週間ほど前に現れたらしいが、その前の記録となると90年台前半ということで30年以上遡らなけらばならないくらいありえない出会いだった。
アサートンでは一般的な探鳥を行い、高山の鳥から水辺の鳥、乾燥地帯の鳥などをざっとみたけど、一番はやはり今の時期しかいない名物のシラオラケットカワセミ。半日をこの鳥のためだけに費やして裏道をうろうろしているとパタパタっと2羽に出会い取り敢えず撮影できた。そこからちょっと時間がかかったけど最終的には道路脇でずっとじっとしていてくれる個体を見つけて撮影終了。