フクロムササビ調査ではメインのフィールドではまさにフクロムササビ以外はフクロギツネ程度であまり生き物を他に見かけなかったが、今回初調査となったエリアでは多くの夜行性動物を見かけた。
これはアカネズミカンガルー。かつてマリーバあたりで普通に住宅地でも見られたが消滅。より人口の少ない地域ではまだ見かけるが、先行きが思いやられる種。
メンフクロウはこの1羽のみ。むしろ彼らはこうした僻地の手付かずの野山よりも、人里の農耕地の方を好む。
ミナミアオバズクは例によって声はあちこちから聞こえるが、観察されたのはこの1羽のみ。
オーストラリアガマグチヨタカは数羽出現。
枝の一部であることを演じるオーストラリアガマグチヨタカ。
オーストラリアズクヨタカは声はよく聞こえる野鳥だが、地面にいない上にあまり動かず体も小さいので発見される機会は少ない。
オーストラリアズクヨタカはこのように下から見上げる角度だとオウギヒタキの誰かに見える。
ミナミオオガシラ。
キタフクロムササビの調査は今後毎年11月ごろと4月ごろに3泊4日で行う予定。レンジャーステーションに泊まれるのでキャンプではありません(別に庭でキャンプしてもいいですが)。一定のスキルがある人はご参加ください。参加にあたっては保険適用のため非営利法人であるNorth Queensland Natural History Incの会員(年会費$15)である必要があり、会員はこの年2回の調査以外にもNorth Queensland Natural History Incが毎年数回行っている遠征や他の調査にも参加できるようになります。