欧米のツアー会社によるケアンズ3日+アイアンレンジ4日というどちらも短めのツアーを2本連続で受託。つまり2週間続くツアーとなる。もう一人のガイドとともに2台の車で行うのだけど、その車が今朝サービスを受けなければいけないので午前中は車が一台しかなくケアンズ市内から離れられないとかのゴタゴタの中を開始。私なら決してこんなアレンジはしない。それでもヒメミツユビカワセミ、アカチャアオバズクなどを見て出発。
結果時間がなく、30分一本勝負とかになったヒクイドリを何とがゲットできたのは幸運だった。何年か簡単な時代が続き一般人にも有名になったけど、当局がヒクイドリを追い払うようになって以来難しくなった。またあまりに人が増えて近隣住民が駐車スペースをブロックするようになったのも見づらくなった理由。その権利があるかどうかでいうとないと思うけど、人が多く来るようになってウザいのは間違いない。
夜はナイトツアーでフクロモモンガやフクロシマリスを楽しんだ。
翌朝は熱帯雨林で一気に固有種を片付ける。コウロコフウチョウ、ムナフモズツグミ、ミミグロネコドリ、ハイガシラヤブヒタキなどなど。日中は湿原などへ。観察小屋の中には明らかに人間に育てられたヨコフリオウギヒタキが待っていた。
車にも乗ってきそうだった。
サバンナを探鳥しつつ今日の宿のあるモスマンへ。近くの湿地は水鳥で埋め尽くされており、その中にアオクビコガモも見つけた。「こんな場所はどうやって見つけるんですか」と聞かれたけどGoogle Mapとかかな。テレビなんて見ている暇があったらGoogle Mapをくまなく見続けるといい。
翌朝はディンツリー川のボートツアー。しかしながら8席+1立ち見席しかないあのツアーは私の席はなく「残念です」とか言いつつ内心は大変ハッピーで一行を見送りカフェで事務仕事をしていた。私が乗らなくても船長がガイドするので問題ない。
ディンツリーで見られるコーヒーのXLサイズ。横のガラスのコップとサイズ比較して欲しい。普通のマグカップの3-4倍のサイズ、おそらく一リットルくらい入るカプチーノだ。気持ち悪い。
このツアーはケアンズで3泊しかしないのでもちろん全部見切れるわけはないけど、そろそろヨーク半島へ向かう。25回目か。
ヨーク半島へのオフロードでボコボコにされたキャラバン。
キビタイヒスイインコやアカオオタカ、セグロモズガラスは無事に見られた。キミミオリーブミツスイは何羽かいたが警戒心が強かった。
アイアンレンジ最初の固有種はエリマキヒタキ。およそ20種いるこの地域の特別な野鳥達を順番に片付けていく。ただこのツアーは3泊4日しかないのであまり余裕はない。
声は聞こえどその姿が見えることは滅多にないクロオビヒメアオバト登場。
この一見何だかわからないヒナピーはカオジロヒタキだった。
オオハナインコとキバタンが隣り合わせで暮らす木。
アイアンレンジに滞在中に重要な予定があって、それは警察署に行って最近自宅に届けられたマイクロバスの名義変更をすることだった。しかしその計画は警察署が1週間のうち3時間しか営業していないという事実で頓挫。
マイクロバスの名義変更大作戦
←衝撃の営業時間表。電話も取らないし、すごいねえそれで勤務してるって言えるんだ。そういえば我が町マランダも警察は火曜日にしかいないんだった。
私はオーストラリアが大好きで日本に何の未練もないし実際誰よりも日本に行かないけど、オーストラリアのこういう怠けきっている業界、特に警察や医療は大っ嫌いで心底軽蔑している。自分が月間400時間7ヶ月とか働いているだけに。コロナに感染しようが靭帯を損傷しようが休めませんよ。39度の熱なんて平熱。いつもロキソニンとエナジータブレットを携帯している。