ケアンズ周辺で一定以上の記録数があるカワセミ類は全部で9種類。彼らの多くに季節移動があるため9種類がすべて揃う時期というのはなく、また多くの年でコシアカショウビンは全く飛来しないので現実的には7-8種類がターゲットとなるのがカワセミ8種スペシャル二泊三日ツアー。もちろんカワセミ類以外でも100種以上の野鳥を楽しめます。
6月上旬という冬の時期に行われた今回のツアーでは、夏鳥であるシラオラケットカワセミは存在しないしコシアカショウビンはこの3−4年ケアンズ日帰り圏には飛来していないということで7種類を目標に出発。最初に見たのはトレスショウビン(旧ナンヨウショウビン)。二羽が長いこと樹上にいてくれました。次はヒメミツユビカワセミ。なんと3羽も見かけました。そしてワライカワセミ。最初のポイントでいきなり3種類のカワセミ類を確保。海岸に移動しヒジリショウビン。マリーバに移ってモリショウビンとルリミツユビカワセミを立て続けに。なんとここまででまだ午前中。午後にアオバネワライカワセミを車の中から見てあっという間に全7種類達成。あとまだ二日間あるけど何をする気だ。ついでに季節外れのエリマキトカゲが出た。
翌朝はもう普通の熱帯雨林の探鳥をして、乾燥林の探鳥をして、ルリミツユビカワセミ、モリショウビン、ワライカワセミやアオバネワライカワセミを見直し、オーストラリアオオノガンやオオニワシドリ、ハゴロモインコを追いかけたりして過ごす。私は鳥のことよりも、月曜日火曜日の【レストランどこも営業してない地獄】の方に3食分苦労した。
三日目朝は余裕でディンツリー川へ。既にカワセミ類は全て出ており、スマトラサギやイリエワニ、そしてルリミツユビカワセミの求愛ダンスなどを純粋に楽しんだ。写真はヒメミツユビカワセミをスマートフォンを望遠鏡に当てて撮影したもの(撮ったままの未編集)。
カワセミ8種類スペシャル2泊3日