2013年05月21日
ダーウィン周辺で最も注目を集める一種が美しいヒスイインコ。分布域は狭くこの地域のスターである。あり塚で営巣する特殊な生態でも知られる。営巣エリアも知ってるけどなかなか毎回時期が合わない。
時期とポイントによってはこのようにウヨウヨ。絶滅の懸念もある希少種ながら正しい場所と良い時期には400羽以上といった群れも過去に観察されている。
ヒスイインコのメス。
メスの地面もの
全文を見る»»
2012年09月25日
ケアンズに戻る途中、宣言通りキビタイヒスイインコをゲット。今度は雨模様ではなかったがインコを見ていたら通りすがりの欧米のバードウォッチングツアーの車に見つかった。で降りてきて
客「こんなに簡単に伝説のキビタイヒスイインコに会えるとは!」
ガイド「当たり前ですよ、私たちはプロなんですよ」
とか言ってる。おい。
キビタイヒスイインコ若いオス。
もっと若いオス。というか男の
全文を見る»»
2012年04月21日
アイアンレンジへ少なくとも片道陸路で訪れれば、途中絶滅危惧種キビタイヒスイインコの最後の楽園を経由していける。二十年程前に出版された何冊かの本を見ると、今となっては信じ難い広範囲に分布していた事実に胸が詰まる。
どちらも成鳥雄。
ダーウィン方面で生存しているヒスイインコは近縁で、ほとんど同じに見える。
背中側から。
左上にいる緑色のがメス型のキビタイヒスイインコ。
飛び出し。
全文を見る»»
2011年07月02日
キビタイヒスイインコは生息環境の減少に加え、あり塚にトンネルを掘ってその内部で絶滅危惧種のガTrisyntopa scatophagaと一緒に繁殖するという強烈な個性、そしてその事がもたらす人工ふ化の難しさ、またその美しさによる密猟で推定残り300つがい程度となってしまっ絶滅危惧種。オーストラリア固有種。
学名
Psephotus chrysopterygius
英名
Golden-sho
全文を見る»»
2023年09月03日
通算19回目の訪問になるヨーク半島アイアンレンジツアーを6月に欧米のツアー会社のためにやったあと、7−8月にさらに3回の訪問を重ねて合計22回となった。およそ15年前の初回訪問時はそれだけで10回くらいブログを更新した記憶があるけど、仕事なので画像がとても少ないという点が大きいものの3回分の訪問を一回の訪問にまとめてしまうかというくらいにヨーク半島が裏庭と化してきているのも事実。
絶滅危惧種キビ
全文を見る»»
2023年07月08日
19回目のアイアンレンジ訪問。今シーズン初で、まだ他の業者もスタートしてない時期だったのでアカオオタカがいるかどうかちょっと心配していたが、梢に静かにたたずんでいるのを無事に発見できて胸を撫で下ろした。
なおキビタイヒスイインコはもう本当に減少しているようで数羽を不自然な環境で見るのがやっとです。数年前まで50羽を超えるような群れが自然に池や林で見られたのに。初めてキビタイヒスイインコを自然
全文を見る»»
2022年09月07日
前回のキビタイヒスイインコとアカオオタカで旅行記を終えてもいいというかその方がキレがいいと思うのだけど、その他の写真もせっかくなので登場。レイクフィールド国立公園は異常な雨を浴びて5月になって雨季でもないのに閉鎖されるという異常事態。私が通過したのはそんな再開後2−3日しか経っていない時で、依然として南北のメイン道路以外はほとんどが通行止め、キャンプ地も閉鎖中という状況だった。そう考えるとアカオオ
全文を見る»»
2022年09月01日
アカオオタカと並んでヨーク半島南部、レイクフィールド地区の名物はキビタイヒスイインコ。こちらは固有種な上に推定生存数は50羽程度というオーストラリアで最悪の状況にある野鳥。一昔前は200−300羽と言われていたのに、懸命な保護活動にもかかわらず数十年続く緩やかな気候変動で生息地の植生が草原から灌木地帯へと移行しつつあり、絶滅寸前の状態にある。
キビタイヒスイインコのオスが真後ろを向いている姿。こ
全文を見る»»
2021年06月30日
その1から時間が空いてしまったけど、セスジムシクイ調査2021の続き。水も電気もない僻地でセスジムシクイ調査B班を率いつつも、時折パソコンを持って岩山に登っては携帯の電波をキャッチし、そこからマランダに残してある自分バス事業も運営するという重労働を続けた。身体への負担もあるけど頭への負担は寝ても消えない。
https://aaknaturewatch.com/blog/birdwaching/セ
全文を見る»»
2019年11月28日
キビタイヒスイインコは近年あまり見つけがいのない状況が続いていたけど、ため池に集まるこの日の姿はとても自然で良かった。毎回こうして見られるといいのに。
帰路のレイクフィールド国立公園はまあまあの暑さ(41度)。
しかしコモンチョウは足元でバッチリ見られた。
キンセイチョウやカノコスズメと混群になっており、好きな人にはたまらない。
毎回水場で待ち構えるだけでは能がないので、今回は原っぱで採餌
全文を見る»»