2019年01月23日
すでにメールマガジンなどでは何度か発表している通り、本来分布していないオオハナインコがケアンズ郊外のポートダグラスで繁殖していることを確認した。鳴き方の違いやオスの外見からオーストラリアの最北部ヨーク半島に自然分布する亜種ではないパプアニューギニア亜種、通称ワキアカオオハナインコと思わる。いわゆる外来種となり飼育個体が逃げ出したものと推測される。
ポートダグラスとヨーク半島とは幸い800kmの物
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2012年09月14日
いつものオオハナインコが子育て中と分かったので他のオオハナインコの木を見て回る。彼女らはほぼ年間通じて樹の中で過ごしているのであって、営巣しているというのとは違う。
別の木。普段はこうして顔を出している訳ではないけど、車の音などを察知して様子を見に来る。
別の木。どうみたって300m位離れているのに人間が珍しいこともあって樹洞から出た二羽。有名な(今は亡き)『密猟者の木』のようにこうして
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2012年07月16日
2011年末にSさんKさんとケープヨーク遠征した時に見たオオハナインコ。雨期のケープヨーク、おまけにクリスマス休暇シーズンで宿もレストランもやっていない(というか無人)、そしてサイクロン襲来という、よくやったというか今思えば過去最も大変な仕事の1つだった。
基本的に雌は樹洞に引きこもり、雄が餌を運ぶ。樹洞奥に見える亡霊のようなのが雌。雌は大変シャイで滅多に出てこない。
しかしな
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2011年07月09日
アイアンレンジ国立公園にはオオハナインコが住んでいる高さ60mほどあろうかという有名な枯れ木があった。その名も「密猟者の木」。過去に来た際はいつもその木でオオハナインコを見ていたが、写真の新聞記事の通り。
←倒れた(*゚▽゚*)。
こうなれば自力で探さないとね。バードウォッチングというのは本来そういうものだから。
学名
Eclectus roratus
英名
E
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2007年06月25日
オーストラリアではケアンズ北部ケープヨーク(ヨーク半島)の一部にだけ生息するオオハナインコ。(ケープヨークについては別のコーナーで盛り上がっています)羽を広げると75cm、体長も45cmある大型インコ、オオハナインコ(のメス)。もう冗談のように美しい鳥。オスは全く色が異なり脇以外は緑色。日本では(アメリカとかでも)ペットとして高値で取引されていて、ちょっと検索したら幼鳥1羽24万円とか。価格.
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2022年08月22日
滅多にその写真を見かけることがないメジロミツスイの画像をもう一枚だけ。
Chocolate Argus。ヨーク半島固有種。
Large-grass_Yellow。これは写真を拡大して見れば自宅にもいるやつだったが、「ヨーク半島にいる補正」が効いてなんでも違って見える。
年々観察に適した樹洞が火事や台風で倒れたりキバタンに乗っ取られたりして少なくなり、私に取って最後に残されたオオハナインコの樹
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2019年11月26日
といわけで中1週間でまたアイアンレンジ国立公園、レイクフィールド国立公園などへ出発。キビタイヒスイインコからスタートするのはお約束。キビタイヒスイインコの影に隠れてセグロモズガラスもこの辺りの固有種ながら、もう今年だけで4回目なのでいいでしょう…。先週来た際は抱卵していたアカオオタカは残念なことに巣からいなくなっていた。無精卵だったのかな?
アイアンレンジ国立公園の固有種群の中で難易度高めのキア
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2019年09月24日
変わり果てたアイアンレンジの様子をニュース報道で見る→https://www.abc.net.au/news/2019-07-13/iron-range-national-park-cyclone-recovery-to-take-decades/11282936
かといって帰るわけにもいかない。ヤシオウム祭りで元気を取り戻し、海の方でオナガテリカラスモドキの乱舞を楽しむ。
時刻を見計らうのは
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2019年09月22日
ケアンズから北上して二日目の午後。ようやく目的地アイアンレンジに入っていったが、2019年初旬に現地を襲ったサイクロン“トレバー号”の影響は聞いてはいたが凄まじく、私は言葉を失った。
このよく知られたオオハナインコの営巣木は真っ二つに折れていて、その周囲にあった熱帯雨林の樹冠も全て吹き飛んでいて、全く知らない土地に来たかのようだった。
なお同じ木の2018年。
同じ木の2012年。7年前か。
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2019年04月18日
日本の野鳥旅行会社であるワイバードでは10月に日本発着ヨーク半島アイアンレンジツアーを募集中で、催行される場合は私が現地案内人になります。新しい鳥を見たい、それも周囲の人がまだほとんど見たことがないような鳥が見たい、というかたにはオーストラリア有数の僻地であり且つ固有種で溢れるヨーク半島以上の目的地はありません。ツアー主催は株ワイバードですので、お問い合わせやお申し込みはワイバードへお願いします。
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