2016年10月28日
私達が10kmほど歩いて探索したエリアの中ではこの斜面が最もムナジロセスジムシクイの可能性がありそうだったが、それでもスピニフェックスカバー率は十分とは言えず、残念ながら見つからなかった。近くで活動する別の班も同様。この日、各地にヘリコプターで下された数組の調査班のうち、ムナジロセスジムシクイが見られたのは最初の方に出発して持ち時間も長かった一班だけ。そうなるとますますどんな野鳥か気になるかも
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2016年10月26日
その7で紹介したような、めっちゃくちゃな道を進むこと数時間。4WDでも進めるのはここまでで、この先はなんとヘリコプターでさらなる奥地へ輸送される調査隊の面々。ここはかつて鉱山が操業していた時代の廃村。
今回の三週間の調査中ムナグロオーストラリアムシクイは何度となく出会ったが、繁殖羽のオスはこの一度っきり。画面右上にメスが飛んでいる。
全く人間のいない荒野に忽然と出現した廃屋達と
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2016年10月24日
一夜明けて。
昨夜は真っ暗な時間にたどり着いたので周囲の状況がわからなかったが、そこは川沿いの素晴らしいキャンプ地だった。この鳥類調査用に予め了承を得ている私有地で、静かで、鳥も多い。緑と光溢れるこの空間は、何千キロも赤土の大地を走ってきたものにはまた格別の癒しを提供してくれる。
ケアンズから何千キロも離れたこの原野の中でグラハム博士他、何人もの馴染みの方々と再会。早速地図や調査用具といった備
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2016年10月22日
だんだん日も傾いてきて、キャンプ予定地に明るいうちに到着するのが完全に不可能になりつつあるのを知っていても次々水場にやってくる野鳥からも離れられない。クスダマインコ。
しばらくするとオカメインコも戻ってきた。
キイロコバシミツスイ(Yellow-tinted Honeyeater, Ptilotula flavescent)はアサートン高原にもいる、いやいない、それはこの地域固有の
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2016年10月20日
モズヒタキ類はオスとメスの性的二型が大きく、ようやく現れたシロハラモズヒタキ(White-breasted Whistler, Pachycephala lanioides)のオスはやはり良い鳥だった。
こちらは以前からお馴染みのメスタイプ。
もう一度オス。
ケアンズ近辺には分布が抜け落ちているマングローブセンニョムシクイの若鳥ももう一度。なんとも言えない色です。こんなセンニ
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2016年10月15日
あ、見たことある!と思った人もいるかもしれないが、それは多分ケアンズとかにいる近縁のクレナイミツスイだろう。これはダーウィン、アイアンレンジ、そしてカーペンタリア湾などのマングローブに暮らすズアカミツスイだ。(Red-headed Honeyeater, Myzomela erythrocephala)
ダーウィンはまだしも、なかなか正気の日本人がアイアンレンジやカーペンタリア湾に探鳥に
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2016年10月13日
島国である日本なら各地で海に沈む夕日が見られると思う。オーストラリアのような大陸や、特にその東海岸側や、内陸部では大地や山脈に沈む太陽はダイナミックに楽しめるのだが海に落ちる場所は少ない。それがここだ。カーペンタリア湾。
カーペンタリア湾は今では有名になったロールケーキのような雲が押し寄せる自然現象「モーニンググローリー」が発生するところである。そのせいかどうか、このエリアの夕焼けの色は他の
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2016年10月11日
クィーンズランド州北西部はツルの本場。オーストラリアで最初にオオヅルが(公式に)確認されたのもこのエリアだし、その数も多い。ケアンズ周辺ではツルたちは畑や牧場といった私有地にいることが多くあまり近づけないが、こちらでは道端にいたりする。これはオーストラリアツルだが。
街の中に。いきなりオオトカゲとか。(Yellow-spotted Monitor,Varanus panoplies)追い
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2016年10月09日
オーストラリア野鳥の会が主体となって一年おきにおよそ数回、辺境の岩山に分布する希少種であるムナジロセスジムシクイとカルカドンセスジムシクイの生息調査が行われてきた。大半は人里から離れた険しいエリアであり、大型4WDが望ましく、寝泊りはすべてキャンプだ。それも、トイレも水道もない完全に原野での。
そんな僻地での4週間もの調査を率いるのは野鳥の会の元会長の博士だが、その他のメンバーはすべてボランティ
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2016年10月05日
余裕があるときに撮った動画を繋いだもの。登場動物は順番にビセイインコ、コトドリ、ルリオーストラリアムシクイ、コガタペンギン、アカサカオウム、ミナミクロクイナ、ミナミヒメクイナ、サザナミオオハシガモ、ズグロチドリ、サザンコアラ。
乗り合いのメルボルンツアーはまた2017年4月にワイバードを通じて募集中。
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