太田祐 おおた・ゆう Yu Otaオーストラリアにおいて唯一の日本人専門野鳥ガイド・野鳥研究家。オーストラリアの野鳥観察に関し日本における草分け的存在で、TV番組や書籍、各SNSなどを通じ最大の情報発信者である。オーストラリア産鳥類リストは外国生まれとしては驚異的な現在739種。株式会社ワイバード(日本唯一のバードウォッチング専門の旅行会社)講師。アジア人初の700Club(オーストラリア産鳥類リストが700種類以上ある人の名誉クラブ)に当時若干36歳で加入する。Birdlife AUSTRALIA(オーストラリア野鳥の会)が長年行なっているセスジムシクイ類調査の調査リーダーや運営委員を務めており、豪国内でも広く知られている。豪永住権やバスツアー事業認可、国立公園や自然保護区の営利使用認可、救急処置資格、衛星携帯電話、海外添乗員資格なども保有。国内有数の探鳥エリアであるアサートン高原にある4000坪の自宅兼民宿【ジョンストンベンドキャビン】で野鳥や動物を見つつ暮らしている。2020年に有名会計事務所から『ケアンズ随一のビジネス』と評される。ジョンウインター博士が2009年から行ってきたキタフクロムササビ調査を継承。QPWS(クィーンズランド州政府 野生動物・国立公園管理局)に職務番号および現役の従業員ID番号も保有。
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2013年12月17日 ハーピュリア・ペンデュラはオーストラリア東海岸の北部中部に分布する熱帯雨林を構成する植物の1つで世界に26種類、オーストラリアに8種類、ケアンズ周辺に6種類がある。Sapindaceaeなのでライチとかの仲間(ムクロジ科)。 「ヒヒのお尻」という意味意の俗名で呼ばれる通りの不思議な形状の果実をしている。果実がなければちょっとわからないなぁ。 学名 Harpullia pend 全文を見る»»
2013年12月14日 ファイランサスは身近な植物の筈なのにどうもぱっとしないところがあって苦手。ぱっとしないというか、ごちゃごちゃしていて美しくないあたりが同定のきっかけ。あとジグザグしている枝とかサイズがばらばらの葉とか。 ファイランサス・プラエロンギペスの「ロンギ」はLongからきている。こうして花が咲いていたり、実がついていれば個性のある植物とも言える。ファイランサス・プラエロンギペスはケープヨーク 全文を見る»»
2013年12月08日 今年も燃え上がるようなブラキカイトン ・アセリフォリウスが咲き出した。これにキバラタイヨウチョウやゴシキセイガイインコ、キンショウジョウインコなどがやってくるともう色が飽和して大変な事になる。花が咲いているときは誰にだってブラキカイトン ・アセリフォリウスと分かるが… ←幼木などはけっこう何だか分からなかったりする。でも幹がこんな緑色の木などそうそうあるものではない。 全文を見る»»
2013年12月03日 アガシス・アトロパーピュリアはケアンズ周辺で標高750m以上の雲霧林的山間部に分布する樹高50mを超える大木。暗い奥山で見るこれはもう見事な存在感で建材にしたいとか考えるレベルではない。学名アトロパーピュリアとは「濃い紫」の意。 超大陸ゴンドワナ時代の名残をとどめるアガシス・ロバスタなどとともにナンヨウスギ科の一員。これであとアガシス・マイクロスタキヤを紹介すればアガシスはコンプリート。 全文を見る»»
2013年11月22日 ダーリンギア・ダーリンギアーナはケアンズ周辺熱帯雨林が原産の個性的な葉や丈夫な木材としても知られる植物。いやー奇麗。でもこれはケアンズ市内の一本であり、おそらく植えられたものだろう。 こちらはヤンガブラ郊外の一本で、自然分布と思われる。ダーリンギアーナは分葉化した葉が特徴ながら不規則で、特にある程度高い所にある葉は分葉しておらず単葉だったりする。 巨大な白いイモムシのような、これまたふ 全文を見る»»
2013年11月15日 オーストラリア風に学名を読めばデンドロキナイド・モロイデス。スティンギンングブッシュ、ギンピーギンピー、スティンギンングツリーなどの名称で知られるこの植物は葉表面に無数の微細なガラス片のようなトゲを付着させており、誤って触れると何時間の間とても痛く、その後和らぐものの何ヶ月にも渡って地味に痛みが続く厄介な植物(経験者)。 取り立てて珍しい植物ではなく、熱帯雨林であればどこにでもある普通種なの 全文を見る»»
2013年11月07日 シトラス・リモンとはいわゆるレモン、野生のレモンの事だ。原産はアジアでオーストラリアでは移入種という事になるが、熱帯雨林や水辺などに自生している。 アボリジニの友人達はこれに塩をかけてそのまま食べる。マネしてみたが、塩をかけようが依然としてレモンそのものであり途方も無く酸っぱく、とても丸ごと食べられるようなものではない。あまりの辛さにしばらくレモンを見たくなくなった程だ。 日本人は 全文を見る»»
2013年10月21日 グレヴィレア・ベイリアーナが満開。80kmで走っていたのだけど思い直してUターン。そろそろ様々な花の開花シーズンだ。 ←咲いてないときの様子。 学名 Grevillea baileyana 英名 Golden Oak, Golden Bull Oak グレヴィレア・ベイリアーナの名のベイリーの部分は、オーストラリア開拓自体の植物学者でクィーンズランド 全文を見る»»
2013年10月08日 バランスの取れた美しい花。アトラクトカーパス・セシリスはクチナシ(Gardenia jasminoides Ellis)と同じアカネ科(Rubiaceae)の低木。ケアンズ北部のあたりの固有種になる。 繊細で端正な花とは異なり実は結構大振りで、イチジク属などのクワ科を連想させる。 学名 Atractocarpus sessilis 英名 Native Gard 全文を見る»»
2013年09月23日 アガシス・ロブスタは幹直径3mに達するクィーンズランド州で最大の植物であり、超大陸ゴンドワナ時代の名残をとどめるナンヨウスギ科の一員。 他にもアガシス(Agathis)はアガシス・マイクロスタキヤとアガシス・アトロパーピュリアの計3種がオーストラリア北東部に生存している。 テーパーの無い幹の形状以上に知られるのがこの迷彩柄的な独特の模様。 表面はとても滑らかで冷たく、管理人は適当 全文を見る»»