釣りをしていたら、ヒクイドリが現れた。体高は175cmにもなり、ダチョウ、エミューについで大きな飛べない大型鳥類。残り1200羽とも言われ、ケアンズ周辺の自然の象徴とも言うべき存在。森林の開発や交通事故などで数は更に減少が続いている。ミッションビーチの辺りでは運転手に注意を促す大きな道路標識が沢山立っている。食べ物はフルーツや種など。
サキシマハマボウの実を…。
んがっ。
チャンスだったけど揺れる小舟の上からで、天気は雨で、カメラは知らない間に「景色奇麗モード」になってたし、高倍率ズームだしいまいち。でも釣りの時までいつも300mmを背負うわけにも。
食べ物が食べ物だし、本来はおとなしく臆病な性格だけど数年前イニスフェルの街で5歳くらいの子供がヒクイドリに激突され亡くなっている。出くわした時の対策を表示した看板は出没地域に掲示されている。イラストの通り、ヒクイドリと人間が同じ大きさまたは向こうの方が大きい事だってある。
1 とりあえずゆっくり後ろに下がってみる
2 ついて来ちゃったら、自分とヒクイドリとの間に樹木などの障害物を挟むようにして更に下がる
3 障害物が付近に無ければ服などを盾にして後退する
追加情報
学名 |
Casuarius casuariuss |
英名 |
Southern Cassowary |
和名 |
ヒクイドリ |
時と場所 |
4月 イニスフェル ジョンストン川河畔 |
管理人はケアンズでバードウォッチングのガイドをしています。お気軽にご利用下さい。お問い合わせ