2016年06月02日
オーストラリアの北海岸沿いのマングローブに暮らし、極めて狭い面積にのみ見られることになるマングローブヒタキ。ケアンズやダーウィンなどに来たオーストラリア人バーダーなら必ず探している相手ながら、日本人にはなじみが薄い。それは日本人が極度に虫刺されに弱いので、特にリクエストされない限り私が連れて行かないからでもある。
随分昔のことだけど、事前に注意した上でマングローブに接近してマングローブヒタキ
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2010年08月04日
マングローブに生息するマングローブヒタキ。ヒタキ、というかトラツグミのような声で鳴く。モノトーンながらなかなか美しい鳥。パプアニューギニアのバードガイドによると、この鳥を見るために2時間くらい移動するらしい。マレーシアやアイアンレンジの方でも苦労するらしい。ならケアンズで見ればいいと思う。まず見に行かないけど、行っていなかった事が一度も無い。
この鳥を観察していて思うのは、マングローブ林
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2022年12月29日
頭部の青い鉢巻き以外はイワクサインコはほとんど草のような色をしていて、しかも地面でほとんどの時間を過ごしている。足元から急に飛び立つことが多いのはこちらが気がつけていないから。
西オーストラリア州南部は春から夏にかけてあちこちで大規模に咲き誇る野草で世界的に知られる。美しい野原と快適な気候にたくさんの綺麗な小鳥。パースでの探鳥は病みつきになる。
イワクサインコの「イワ(岩)」とは、彼らが波
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2022年11月01日
もともと欧米の会社のバードウォッチングツアー第一班を1週間ガイドした後は数日大きな仕事はなくて、その後に自分の日本人向けのツアーが1週間という予定だったのが9月下旬から10月にかけての予定だった。
ところが欧米の会社のバードウォッチングツアー第2班をガイドする予定の人間がパースでのツアー中にコロナを発症し直ちに現場のキャンプ場に軟禁され、半ば強制的に私がそのカバーに入って第二班もガイドすることに
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2020年03月08日
サンショクヒタキの南西オーストラリア亜種campbelli。基亜種と比較してもオスは別に違和感がなく、言われなければ気がつかないけどメスは頭部の灰色が濃く、基亜種とは雰囲気が異なる。こういうのも次第に別種になっていくのか。声は同じかな。
オーストラリアの象徴的な食品であるベジマイトの缶の前に立ったよ!(ベジマイトとはオーストラリアで広く食卓に登場する味噌のような、塩味のペーストでバターとともにト
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2017年07月05日
マングローブヒタキを見るためにはヌカカとの戦いは避けられない。この時はマングローブ林際に出てきていたのであまり苦労せずに済んだ。肌がやたらに綺麗な東アジア人種はヌカカに刺されると酷いことになるので気をつけよう。あ、ダーウィンのマングローブヒタキはケアンズのマングローブヒタキとは別の亜種alligatorだよ(ケアンズは亜種leucra)。
そのことを言い出すと広いオーストラリアでは亜種だ
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2014年02月22日
オスとメスとで大きく外見が異なる鳥としてメガネコウライウグイスやオオハナインコなどがすぐ思い浮かぶ。マニアックなところではこのテリヒラハシ。どちらのほうが奇麗という話ではなく、両者でそもそも根本から色や配色が違う。
学名
Myiagra alecto
英名
Shinig Flycatcher
マングローブやペーパーバークスワンプなどとにかくサンドフ
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